公演が終わり、1日また1日と過ぎていきます。
こんばんは、あやちゅうです。
ここらで、ちゃんと公演の制作過程を書いておこうと思います。
ご存知われらは、健太郎が神奈川県、彩子が兵庫県に住まいしております。
今回は大阪公演からスタートということで、結構、健太郎に来阪頂く形となりました。
12月に2日ほど、1月に2日ほど、2月21日からnyanにこもって・・・と、われらの
実際の合わせてのリハーサルはこれだけです(笑)
あとの創作方法は・・・・企業秘密ならぬ、ユニット秘密(笑)にしておきます〜。
ふふふふふ・・・。
1.プロローグ
坂本龍一さんのAQUAを使いたい!そしてそれはプロローグしかないだろう・・。
という。彩子の素の部分・・・を動きにしたシーンです。
本番直前3週間前かな?に今までの振り段取りを全てゼロにして新たに作りなおしたんです。
大阪も東京も前説で手紙を読んでいただくというスタイルにし、少々キーワードとしました。
2.RE:cycle
これは、CYCLEの自己紹介のようなシーンです。今回の公演のテーマ・・・リサイクル・・・。
着まわし・・・使いまわし・・・それが支離滅裂な感じになったら、どんな風に見えるんだろう?
と私のただ単にイメージ先行で創作したシーンです。
大阪公演の楽日、このシーンの始まりの大切なアイテムである「マフラー」を
健太郎くんは、仕込み忘れまして・・・床を叩いて行きはりました・・・。
キッ!(怒)
東京の千秋楽が一番しっくりきていたな〜。
3.応答せよ
健太郎の脚本・・・。どう思ったんだろうか?
これは彼に書いてもらおう・・・。
4.RE:medy
そうです・・・レメディ(remedy)→追悼とか癒し、治療みたいな・・・。
私的に・・・ここは今までのコンテンポラリーの感覚をもって作っていきました。
けど、なかなか思うようなシーンにならず・・・2カ月ほど悩み続けて創作したものです。
これも直前まで全然悩み続け・・・スティッチのシーンなんかも・・本番前日も本番中も
まだいろいろ試行錯誤しました。
人の・・・闇の部分、誰かを失った時の感覚、たくさんの人の中の孤独・・・自我。みたいな。
5.RE:frain
これも健太郎の脚本です。
彼に書いてもらおう(笑)けどね、このスタイルの芝居が・・私の好きな健太郎の芝居です。
6.RE:member
実は一番最初に振付ができていたシーン・・・。しかし実はコンテンポラリーの公演として
はこの手のテイストのシーンは・・公演自体のクォリティーを下げるのでは?と思い、作った
ものの、やろうか・・・やらぬべきか・・・すごく悩んで悩んで・・・12月末にやっと・・・
やっぱ!やる!と決めたシーンなんですよ。
私の一番好きな(笑)テイストです。まあ十八番ですな・・・。
このシーンのタイトルも「REmember」ではなく「REstart」だったのですが、
これも直前にタイトルを変更してやりました。
曲は、私がいつかかならず踊ろうと決めていたものです。2〜3年前のものです。
大阪も東京も素敵照明が私の作品を盛り上げてくださいました!
7.エピローグ
このシーンも・・・実は私のひらめきにも似た感性により生まれたもの・・・。
言葉・・と身体を共存させても・・いいのか?
だいぶんイロイロ悩みました。言葉も印象付け・・・身体のムーヴメントも印象付け・・
ちゃんと互いが浮かび上がるように・・・したい。
はたして・・・どうすればよいのか?悩みましたよ〜〜〜(笑)
あれは私の「詩」なのですが、間に健太郎の言葉もはさんでもらうことにしました。
その言葉のクォリティーや伝わり方・・・存在の仕方なども、均一化させたり、
試行錯誤して、あのシーンの私のムーヴメントは全てインプロビゼーション(即興ダンス)です。
簡単に申し上げましたが・・・。
創作過程は苦しいものですが、終わった今となると、なんだか楽しかったな〜。
彩子〜ayachu
posted by CYCLE at 00:46|
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CYCLE
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